最近では食の欧米化の影響で、糖尿病に苦しむものが増えているそうじゃ。わしが若くして草原を駆けまわっているころにはそんなことはなかったんじゃが、全く嘆かわしいことじゃよ。
厚生労働省が平成19年に実施した国民健康・栄養調査の結果では全国で2,210万人、日本の人口の約6分の1に糖尿病の可能性が疑われるとされておる。
こんな風にデータで示されると怖くなってくるのう。
いきおい青汁なんかで手軽に血糖値を下げられないか、などと考えるのが人間のサガっちゅうもんかもしれんのう。
だがいやしかし、なんじゃ。確かに青汁はおぬしの健康を保護してくれる飲料じゃが、青汁さえあれば大丈夫、などと考えるのはちょっと困りもんなんじゃよ。
「インスリン」の働きを強めなけれ根本的に血糖値は戻らんぞ!
血糖値ちゅうのは血液の中に含まれるブドウ糖の割合のことなんじゃ。ブドウ糖っちゅうのは悪いことばかりじゃないんじゃが、何事も過ぎたるは及ばざるが如し、というじゃろ?ブドウ糖の割合が高過ぎると糖尿病やクッシング症候群などいろいろな病気に繋がりやすいんじゃ。
ではなぜブドウ糖の割合が高まりすぎるかというと、原因は血液中のブドウ糖の割合をコントロールするインスリンの不足にあるんじゃな。
つまりインスリンの働きを改善しなければ血糖値の改善は望めないんじゃな。
血糖値が異常に高過ぎると判断された時は基本的に運動療法と食事両方から入り、それでも改善されないときは治療法のひとつとしてインスリン注射が選択されるんじゃ。
話が長くなったが、青汁に強い期待を持っていたもんには申し訳ないんじゃが、青汁を飲んだからといってインリンが急激に増えたりすることは無いって知っておるか?
健康診断で血糖値が高めに出たからと言って慌てて青汁を飲んでも単なる自己満足になる可能性が高いんじゃよ。
血糖値を下げるための生活をサポートしてくれるのが青汁なんじゃ!
血圧を下げるのページでも熱く語ったんじゃが、結局インスリンの正常な働きを促すには意識的に健康な生活を取り入れるしかないんじゃ。
- 規則正しい食生活
- 時間を決めて栄養バランスの良い生鮮食品の食事を
- 適度な運動
- 軽いジョギングや水泳などの有酸素運動を定期的に
いつも強調しておるんじゃが、最も重要なのは「規則正しい食生活」なんじゃ。これが全てのベースじゃよ。
そこでようやく青汁の出番なんじゃが、青汁のいいところは栄養不足の改善じゃとは以前に伝えたじゃろう?(もちろんきちんと中身のある製品をチョイスしておる前提じゃぞ!)
これまで朝食を摂る習慣が無かったもんが急に朝から10品目のサラダを食べよ、と言われたらさすがにしんどいと思うが、青汁の粉末を水に溶かして飲むだけなら無理なく続けられるじゃろ?
そうやって食生活を変えるサポートに使うのが最も効果的な青汁の活用法じゃし、自分のペースで血糖値を改善する近道なんじゃ。
わしのサイトを見た以上、青汁を有効に使って欲しいんじゃよ!