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大麦若葉の効果・効能について教えてしんぜよう!

大麦若葉

おおむぎわかば、と読むんじゃ。

青汁のことをちょこっとでも調べたことがあれば、大麦若葉の名を一度は耳にしたことがあるじゃろう。それぐらい青汁の原料としてはポピュラーで、国内の青汁製品の半分はこの大麦を主成分をしていると言われておるんじゃ。

「大麦若葉」なんて植物は無いんじゃぞ!

それだけメジャーな大麦若葉なんじゃが、実はそんな名前の植物はどこにも存在しないんじゃ。こいつはオオムギの若い葉っぱのことを略して使われている造語みたいなもんなんじゃよ。しかもそのほとんどは青汁向けに利用されているんじゃ!実際大麦若葉について調べてみると青汁に関する情報ばかりが出てくるぞ。つまりこいつは青汁業者による商売上のキャッチコピーじゃよ!「源泉掛け流し」みたいなものなんじゃ。ちょっとわかりにくい例えだったかのう?

大麦の歴史を紐解くぞ

とはいえ大麦の歴史はとても古く、Wikipediaによると

世界でもっとも古くから栽培されていた作物の一つである。
なんじゃ。わしが支配した国でも中央アジアの国々でもがんがん育てておった!

おぬしの国、日本でも古来より庶民の主食として親しまれて来たんじゃが、明治時代以降白米が流行るようになると少しずつ廃れてきたんじゃ。しかし、話しはここからじゃ。大麦を食べなくなったとたん、脚気(かっけ)という病気が蔓延するようになったんじゃな。これは、白米には大麦に豊富なビタミンB群が含まれていないためだったんじゃが、このエピソードからも大麦の豊富な栄養素が伺えるのう。

大麦若葉の栄養素は半端じゃないぞ!

そんな大麦なんじゃが、実はその葉っぱにもとんでもない栄養素が含まれていることがわかってきたんじゃ。

ビタミン

先のエピソードで触れたビタミンB群は若葉にこそ多分に含まれておるといわれておる。しかもそれだけでなくビタミンA、Cも一緒に採れてしまう。

ミネラル

ミネラルというのは鉄分や亜鉛のことじゃ。現代人に不足しがちな栄養素と言われておる。ミネラルは必須栄養素なんじゃが、なんと人間がカラダの中で作ることができないんじゃ。したがって毎日の食事から摂取せねばならん。大麦若葉は青汁のように毎日続ける食品にぴったりの原料なんじゃな。

SOD酵素

いきなりあやしいネーミングなんじゃが、SOD酵素はスーパーオキシドディスムターゼといって、細胞医学によって証明されたりっぱな酵素じゃよ。
加齢の原因である活性酸素を分解してくれるすごいやつなんじゃが、動物の中でもサルやゴリラ、そして我々人間が体内に保持していると言われておる!つまりSOD酵素を多く含む大麦若葉を適度に摂取することでアンチエイジング効果を期待できるのではないかと言われておるんじゃ!最近では抗がん剤治療への応用に向けても研究が進んでおるな。

ただしなんじゃ、このSOD酵素は基本的に眉唾(まゆつば)もんと思った方が良い。なぜかというとSODに限らずもともと酵素というものはタンパク質であるからして、基本的に体内に取り入れられた瞬間胃酸や熱によって分解されてしまうんじゃよ。
つまり、大麦若葉の青汁を飲んで酵素を補給しよう!なんちゅうのはちょっと商業的な匂いがするのう。

ケールに比べて飲みやすいぞ!

以前はケールが主原料だった青汁ドリンクなんじゃが、この大麦若葉をこぞって採用し始めた時期があるんじゃ。その理由のひとつが前述のような栄養素。そしてふたつ目がケールのような独特の苦味や臭みが薄いことなだったんじゃ。

わしも20製品にも及ぶ青汁を試した結果、ケール原料のシリーズに比べて圧倒的に飲みやすいと感じたんじゃ。なんというか、抹茶に近い風味でさらっとしておるんじゃな。

ミルクやジュースと混ぜる飲み方には否定的なわしなんじゃが、どうしても混ぜたいなら大麦若葉原料の青汁をチョイスするのがいいと思うぞい!

大麦若葉が主原料の青汁を紹介するぞ!

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