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青汁とビタミンCの幸せな関係

ビタミンCが豊富に含まれていそうなレモン

お肌に良い、風邪を予防するなどと言われ数あるビタミンの中でも超メジャーな部類といえるビタミンC。まさに青汁の得意分野、と言えそうな栄養素じゃが、実際のところどうなんじゃろうか、調べてみたぞ!

ビタミンCの役割

ビタミンCといえばお肌に良いというイメージがあるのは多分わしだけじゃないんじゃなかろうか?実際のところこのイメージは間違っておらん。ただもう少し正確に伝えておくと、ビタミンCが作り出しているのはお肌そのものではなくコラーゲンなんじゃな。
コラーゲンというと最近は化粧水になったりモツ鍋に突っ込んだり、いろんなところで見かけるよな。しかしコラーゲンは体外から取り込んだり口から摂取したりするのは難しく、体内で生成されるのにまかせなきゃならんから実際のところあんなのほとんど意味はないんじゃぞ。本当にお肌のことを考えるなら青汁に限らずビタミンCが豊富な食品を摂る、ここんとこポイントじゃよ。

さらにビタミンCは抗酸化作用が非常に強いもんじゃから、メラニン色素を抑えこんでお肌のシミを防いでくれるというまさに女性の味方というべき栄養素じゃな。

それからこれはあまり知られていないんじゃがビタミンCにはストレスを防ぐ役割もあるんじゃぞ。これももう少し細かく伝えておくと、コルチゾールやアドレナリンという抗ストレスホルモンの分泌を助ける働きなんじゃな。

もちろんカラダの免疫力を高めて風邪の菌やガン、悪玉コレステロールの増殖を予防するという効果もあるから、子供から大人まで超重要なビタミンなのが「C」なんじゃ。

ビタミンCを多く含む食品は?

日本では市販のジュースに「レモン◯◯個分のビタミンC!!」などと書かれまくっておるおかげでレモンが有名じゃけど、実際にはイチゴやサツマイモの方が大量のビタミンCを含んでおるんじゃ。

野菜ではホウレンソウやトマトにも豊富じゃぞ。ホウレンソウが出てきたということは・・・そう、青汁ではケールを通じてビタミンCを摂取できるな。他には緑茶もビタミンC補給の強い味方になってくれるじゃろう。

ビタミンCの必要摂取量

厚生労働省が発表しておる日本人の食事摂取基準は成人の男女共に100mg。これはミカンじゃと3個、イチゴじゃと5~6粒、ジャガイモと3個、サツマイモの場合は中1本半、というところ。働き者のビタミンCだけに結構たくさん食べないといかんのじゃな。

しかもビタミンCは熱に弱く、水に溶けやすいという性質を持っておるから、特に調理済みの食品でこの摂取量を毎日満たすのは結構苦労するぞ。また空気に触れるとどんどん失われてしまうから、皮を剥いたミカンやレモンなどはその日に食べるようにした方が良い。

ちなみにビタミンCは取り過ぎると腸が吸収しきれずに下痢をおこしやすいというデメリットもあるにはあるんじゃが、肝心な「摂り過ぎ」の基準が一日1,000mgと実にミカン15個分相当する量じゃからまず心配いらないな。ただしビタミンCのサプリメントなんかを使っている場合は無駄に飲み過ぎても意味が無いことを覚えてくんじゃぞ。何事もほどほどがベスト、というやつじゃな。

ビタミンCと青汁の関係

ここまでで伝えた通り一日の推奨摂取量が結構多いビタミンCじゃから、栄養価の高い野菜を使って作られた青汁で補給をサポートするのはかなりオススメできるぞ。水に溶けやすいビタミンCは粉末にした野菜を溶かしていただく青汁と相性バツグン。おすすめは抹茶とブレンドされてさらにビタミンCが強化された神仙桑抹茶ゴールドあたりじゃな。

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